報連相 ちゃんとできていますか? 大人としてのスキル

報告・連絡・相談

つい先日まで学生だった場合や、個人的にしか動いてこなかった人にとって、チームとして成果をあげるために、あるいは円滑な人間関係を育むためのベース作りにおいて最も大切なのが「他人に主眼をおいた情報の補完・意思の疎通」となります。

親許に居る時や学生時代などは「自分に主眼をおいた発言・行動」を他者が「理解しようと努める」ことで成立していたコミュニケーションであるのが普通だ。ほとんどの新社会人がぶち当たる壁について的確に論じている情報にはなかなか当たらない。

俗にいう報連相

とは35年ほど前にどこかの社長が出した本が出典だったと記憶しているが諸説あるらしい。 そしてその本の中で語られる内容は主に会社内での風通しの良さの向上や「上司が部下を管理しやすくするため」のように捉えられているが、そんな狭っ苦しい定義など不要だと僕は思うし、誰のどんな思想であっても鵜呑みにしてしまうのでは芸がない。

ただ広義において、報告・連絡・相談は人間にとっても会社にとっても非常に重要なコミュニケーションツールであるのは間違いのない行動である。

社内の部署や友達のグループ、それこそなんでも構わない。存分に当てはめてゆくことが肝要だ。

最もポイントとなるのは「情報を並列化させる」ということ。

一人の体験をみんなと共有することで個人からチームに情報の並列化が起こる。そのために重要なのが報連相なのだ。

自分個人が担当していることや進捗を上司なり同僚とリアルタイムにシンプルに共有することが報告だし、チームの外で関わっている人たちに予断のない状況報告が連絡。

そして自分がまだペーペーだと自負するのであれば最重要になってくるのが相談だ。

もちろん案件が進行する中で、自分自身で判断できないものをクライアントなりに独断で決定してしまうのは完全なる越権行為であり、それは判断と指示を責任者に仰がなければいけない。

だがそれは当たり前のことだ。

それを相談としてしまうのはあまりにも短絡的だ。

相談とは自分より優れている人間に、的確なアドヴァイスをもらうことで、個人としての成長が期待できるので、それは会社組織に自分を置く上で十分なメリットだし、マージンとなる。

優れた先輩のもとで仕事をするのはとても気分が良いものだ。経験値が圧倒的に違う人間の仕事を間近で見たり、聞いたり、的確に相談すれば応えてくれる環境というのは素晴らしい。


ここで言う相談とはお悩み相談ではない。

社会にでて間もない人間、あるいは年齢を重ねても結果の出ない人間に共通しているのは「相談」を履き違えている点だ。

相談によってもたらされるものとは「答え」ではなく、「思考材料」だ。自分で答えにたどり着くためのアドヴァイスを優れた上司はもたらしてくれる。

しかしながら、相談の質が低ければ無駄に時間ばかりが費やされ、当の本人もわかったようになる気がするだけというなんとも間抜けな状態に陥る。

なぜそれが起こるかといえば、相談者が的確に相談できていないからだ。

被相談者からすれば、何を与えれば良いのかわからない相談は本当に時間の無駄だし、しっかりとしたアドヴァイスもしづらいものだ。

相談者の責任として、可能な限りシンプルに自分の予断など含めず、「何ができなくて、何がわからないのか、何にどうして困っているのか」などををしっかりと伝えることが大切なのだ。

「他者がわかりやすく」がキーワード

自分の尻を他人に拭かせるのは学生時代まで。

円滑な情報伝達がしっかりとできている社会人生活とはなんとも素晴らしい気分になるものだ。遺憾なく実力を発揮、あるいは成長するためにまず押さえておかなくてはいけない大切なスキル。ぜひ自分なりに解釈し、血肉としてほしいです。


※この記事は2018年5月1日に投稿したものとなります。おかげさまで読者様が増えて参りましたので、今後定期的に過去記事をご紹介させて頂きます。

TALK BACK  読者様の暇つぶしになれば幸いです。

 

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