陳腐な正義感 インフルエンサー達の葛藤

徹しきれないと喰われる

僕は1日の終わりに動画サイトをザップします。主にYouTubeです。最近ではネットフィリックスも利用しています。

YouTubeは適度な距離感から親近感が湧き、ファンとは自負せずとも動向を追ってしまいます。(ファンっていうと敗北感を感じてしまうのですけど、行動はファンそのもの、、)

おそらく毎日見るようになったのは2年くらい前でしょうか。その中で彼らがどのように収益を発生させているのか視えて来ます。

大きく分けると3つ

一つはYouTubeとのパートナーシップによる動画再生回数による収益

一つは企業タイアップによる宣伝収益

一つは上記2つに当てはまらない独自収益

昨今広く周知されたこの新しい仕事は急速に発展、一定の規模を超えたことによる弊害(一部過激配信者による信頼低下)から収益化のハードルと単価の低下に直面していると聞きます。

つまり、トップとそれ以外の格差が明確になってきました。

その明暗を分けているのがいわゆる企業案件(タイアップ)です。

企業が自社の商品なりサービスを影響力のある人物に宣伝してもらう。

YouTubeでは潜在顧客をターゲッティングしやすいという側面から、広告効果を高めるのが容易です。企業も従来の手法によらない安価で効果の高い広告手法に積極的に取り組んでいます。しかしまだまだ雛形がなく、意識の低いインフルエンサーに任せてしまうことで、広告効果どころか悪感情さえもたらされかねません。いってみれば現状はもろ刃のつるぎです。

YouTuber側からしても動画1本に対する単価としてはダントツで企業案件が高いのは想像しやすいですが、この新しい仕事でプロとしてやっているのにどうも徹しきれないプロらしからぬ行動が散見されます。


動画内で、「自分は仕方なくやっている」感を出す。

インフルエンサーのステルスマーケティングの効果は絶大です。

昔からこれは最強のマーケティングとして重宝されてきました。しかしどうしても超有名人を使うことから単価が高く、なかなか効果に見合わないものでした。

しかし現在は情報伝播にかかるコストが極限まで圧縮された世界。そしてピンポイントのインフルエンサーが沢山発生し、コストも分散され随分やりやすくなりました。

ですがそのインフルエンサーの意識が低すぎてちゃんとステルスできていない。役者として案件をこなそうという気持ちではなく、「ステマはダサい」と正義ぶります。

遠くない将来、データが揃って雛形ができてくればこれらのYouTuberは淘汰され、上手に演じることのできる人の元に仕事が多く持ち込まれるでしょう。

「こっそり宣伝するのは嫌だ」ってのは打ち合わせ段階でやるべきこと。

その仕事を受けた=収益が発生 なのだからクライアントに利益を出してやろう。と考え、行動するのが筋です。

嫌なことなら断るべき。

本来視聴者が見なくても良い部分を表に出してしまうのは幼稚であるとしか言いようがなく、それで数字を取れてもクライアントはちゃんとは納得できないでしょう。


世の中が成長・発展して今までになかった新しい仕事ができるのはいつだって見ていてワクワクするものです。

そして成熟するまでには色々な問題を孕んで崩壊と再構築を繰り返します。

今活躍しているYouTuberは紛れもない第一世代。もっと自分達に価値を見出して、プロとしての意識を企業と顧客に伝えられたら素晴らしいことだと思います。

子供達の希望の星としての自覚をもっと高い次元で持てるようになるといいなと思っています。


※この記事は2018年3月28日に投稿したものとなります。おかげさまで読者様が増えて参りましたので、今後定期的に過去記事をご紹介させて頂きます。

TALK BACK  読者様の暇つぶしになれば幸いです。

 

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