衣・食・住の作法で判断されてしまう人間性

もしかすると致命的かもしれません

人間が他人を評価し判断する基準は意識的なものと無意識的なもの、無意識に気づいた事が意識的に変化するものと多様です。お勤めになっている会社、学歴、などはわかりやすいところですが、いかに一流企業であろうが最高学府であろうが、意識的・無意識的嫌悪感を他人に与えてしまう人が大成することはほとんどないでしょう。

見た目、振る舞いの印象値とは実は最も大切なピースではないのだろうかと思えてなりません。今日はその辺りを少しだけ掘り下げてみます。

例えば日本人はファッションとは別の「洋服の作法」をほとんど知りません。TPOによる装いの理由など頭になく、「何を着ていけばいいの?」となる。その場限りで集めた洋服に「着られている」光景はいつ見ても滑稽です。

ヨレヨレのジャケットに汗染みのついたシャツ。最後に解いたのがいつだかわからないネクタイ。真夏に革ベルトのロレックス。膝の抜けたジーパンに腐りかけのスニーカー。山に行けばサンダルを見かけ、海に行けばブーツを見る。

洋服をしっかりと着こなす為に必要なこととは、一流ブランドでもメンズノンノでもなく、「TPO」と「サイズ」だけです。

TPOと聞くと難しそうに感じますが、「その時その場所に相応しい装い」ってだけです。 朝、クローゼットの前でそれを意識するだけ。

TPOを理解していれば山でサンダルを選ばないでしょうし、ちゃんとサイズがわかっていれば、新橋の夕方の風景はスマートになるでしょう。

オーバーサイズの化繊のジャケットに何が入っているのかわからない大きなショルダーを背負い汗をふきふき赤提灯


パスタをズルズル食べることには得意げに反応するくせにガチャガチャキーキー音を立てる人、口の中に物が入っているのに喋り出す人、人が箸を入れている器に割り込んでくる人、箸で人を指す人、くちゃくちゃ食べる人、肘をついて食べる人、箸の持ち方、使い方が大人になってもおかしい人…挙げればキリがありません。

別にテーブルマナーが必要なお店はそうそう多くはないでしょう。

ですが、食事風景というのは即嫌悪に結びつきかねない決定的な部分です。

嫌悪感は相手の食欲を減衰させ、それを受けた側は本能的に生命維持を脅かす相手を避けようとします。

たかが食事ではなく、本当に重要なのです。もしも自覚している癖なり間違った作法を持つ人ならばご自分の評価を下げない為にとれる行動はたったの二つ。それは「なおす」か「食事を一人でする」かです。

親のせいにしてはいけない。確かに原因を作ったのは親の教育でしょう。ですが人のせいにして解決する問題はほとんどありません。「自分で取り組む」ことでしか、こういった問題はクリアできないのです。

みんなで美味しいものを楽しく食べるための作法です。


脱ぎ散らかした靴、悪臭漂う玄関、溢れる洗濯物、見つからない片方の靴下、入りたくないトイレ、ホコリの堆積した窓枠、家電、覗き込むのも嫌な排水溝、汚れを落とす場所なのにつま先で歩くカビだらけのバスルーム、開けることのない窓、ききの悪いリモコン、悪臭を吐き出すエアコン…

 

ここまで読んでくださった方はわかると思いますけど衣・食・住がまともでない人にまともな人はいませんよ。 どんなにいい企業でも学歴でも、根本的におかしい。それでよしではないのです。

まず見直すべきは人間としての基本の部分だなと思いませんか?


※この記事は2018年4月26日に投稿したものとなります。おかげさまで読者様が増えて参りましたので、今後定期的に過去記事をご紹介させて頂きます。

TALK BACK  読者様の暇つぶしになれば幸いです。

 

ぜひこちらもお読みください まずは相手を理解することを心がける


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