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契約書をしっかり読まない日本人

そろそろ改めた方が良い

おそらくではありますが、先進国で最も危機管理能力に乏しく、後から他人のせいにして責任を逃れようとすることが癖になっているのは日本人です。

契約書をちゃんと読みましょう。とは文字通り、ちゃんと読んで、「理解」しておかなければいけない内容であり、「理解できない」「納得できない」状態でサインしたとしても、それは「契約内容を承諾しました」という効力を持ちます。

いくら小さい字で難しい言葉で長々と書いてあっても、後から文句は言えません。

もしも今までトラブルになったことがないのならそれはただの幸運でしかない。

契約してもらおうとする側にはきちんと説明する「義務」が生じます。

契約を望む側はそれを理解する「必要」が生じます。

つまり流し読みでもサインすれば効力は発生します。

通常、契約書が役に立つ時は概ね二つ。それは契約を解除する時とトラブルになった時です。

残念ながら小さい字であればあるほどじっくりと読まなければいけないでしょう。

人間の心理とは「ガラスを割ってしまったことを隠しておきたい」と考えてしまうものなのです。

ですが契約内容を表記しないということが許されておらず、表記していないことについて権利を主張することはできません。それは双方に言えることで、常識的な判断や良心に基づく解決などあり得ないのだと自覚するべきです。 そういったもので判断するには難しい案件だからこそ契約を結ぶのだということです。

簡単に言ってしまえば「自分たちが取り決める約束を書面にして残そう」ということ。

そしてそれは双方の利益に関する事柄なのだからトラブルの火種も十分に内包されています。

今まで契約書なんてまともに読んだことない。という人は意外なほど多いです。でもトラブルに見舞われていないのはたまたまであり、いまも昔も法律の抜け道を巧みに契約書に盛り込んで、利益の追求・搾取をなそうとするものも多いです。

そして大手であったとしても、いざトラブルになった時は粛々と契約書に則り自社の利益を保全しようとします。 これまもちろん「前以て知らせていたこと」であって、そうなってから契約者が何を言っても大抵どうにもなりません。

「こんな小さな字じゃわからないよ」なんてダダは通用しません。


僕が20歳で起業した時、僕の父はこう教えてくれました。

「契約書を読むのはもちろんだけど、内容をお前が理解できないならばちゃんとわかるまで質問をしろ。相手が受け答えを面倒がったり、その答えを明確にもらえない契約はするな。そして迷ったら一晩考えるといって、持ち帰りなさい。それを許さない契約はしなくても良い契約だ」

契約事に「言った言わない」の論争は存在しません。双方が同じ内容の契約書を理解し、保管しているのです。必要なことは全て書かれていなくてはいけません。 そして書かれてあるのが契約書なのです。


桜の季節がきます

今年から新社会人としてスタートをする人も多いと思います。

それがたとえ、携帯電話の契約でもマンションアパートの契約でも、とにかく契約書を取り交わすということを重く考えておくのはとても良いことです。

契約書とはそれぞれがそれぞれの権利を守るために交わす書面です。

そして最も簡単なリスクヘッジでもあります。

困ってから読み返しても手遅れなのです。

判を押したら理解したということ。

しっかり読まない方が10−0で悪いのです。

 

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