積み重ねる力 基本 の大切さをあらためて

効果が薄いものです。実感として

スポーツでも遊びでも仕事でも基本動作や基本とされる考えや動作は非常にかったるくて早くもっと派手で格好いい先のステップにトライしたいと思ってしまうものです。

そしてまずほとんどの人がチャチャっとしか「基本」に取り組むことをせず、先に行ってしまいます。

段階的に階段を登ることはできても、飛ばしたステップに後から戻るのは難しい。そうなってしまうとほとんどのケースで、「やめる」か「おろそかなまま惰性で続ける」となってしまい、結果がほとんどでなくなってしまいます。

僕はスポーツから基本の大切さを学びました。

特にスポーツは瞬間的な結果(得点など)がわかりやすく、基本動作が身についていなくともそれなりの結果が何と無くもたらされてしまうものです。

そこで大多数の方が自分の才能を曲解し、成長という階段を1段飛ばし、あるいは2段飛ばしで登って行きます。

そしてその飛ばした階段がじわじわとライバルとの差を浮き彫りにし、解決策を見出せぬままキャリアを終了させてしまいます。

人間は「嬉しい・楽しい・気持ちいい」に非常に弱くできています。それらの感情は基本的には良いものですが、「何かを修める時」には結果として最も修得を遅らせる要因となります。

それらの気持ちを体験したくて、基本という階段を飛ばして行くわけですから、小さい頃から理解して基本動作に取り組んでいるような子供は文字通り末恐ろしいですね。

好きな食べ物を最後にとっておくタイプに多い先天的な資質でもあります。

そして極端に基本動作に固執してしまうのも結果として小さくまとまってしまう原因になる恐れがありますので、非常に難しいところではあります。


自己分析で見極める。

ご自分が取り組んでいる仕事でも遊びでもなんでも、基本行動が伴った発展行動になっているのかを分析するのは非常に良いアイディアです。

そして最も重要なのは客観的に自分の結果が基本行動に紐付いているのかということを毎回確認してみるということ。

もしももたらされた結果が基本行動の延長線上にないものであるならばそれはほとんどの場合偶然もたらされた結果であり継続的に出し続けることの難しいものとなります。

ワンチャンスをものにすれば良い案件なんて実はほとんどなくて、しっかりとプロセスを理解した成功体験でないと評価の対象にはならないのです。


ビジネスの世界で利益といえば大きく2種類あります。

一つは資産を売却したときに得られる利益や突発的(あるいはタナボタ的)な利益。大きい金額であることが多いので瞬間的にはなんだか儲かったような気分になりますが、果たしてそうでしょうか。資産をキャッシュに交換しただけなのですから、同じ資産をもう一度購入するためにはキャッシュを使う必要がありますし、次も突発的にその利益が得られることは稀でしょう。

もう一つは日々の営業努力や日常の中で、少しづつだけど確実に積み重なって行く利益です。こちらは派手さはほとんどなく、もっと長い時間軸の中で実感するものです。

合理的なシステム×時間 によってもたらされる利益は本物であり、再現性が高く、そして基本動作であるがゆえにいつ起こるかわからないイレギュラーに対応する余裕をもたらします。

これは人間が満足に生きるための唯一の方法です。

何も考えずに行うことの出来る基本行動も日々考察し、クオリティを高めて行く堅実さが最も尊い資質であり、金融の世界の言葉でいえば複利運用のようなものです。

そのリターンは時間経過とともに驚くような結果となるでしょう。

その緩やかな時間を信じ抜くためには自分の行動を分析、理解することが必要です。

まずはそこから始めましょう。


※この記事は2018年2月23日に投稿したものとなります。おかげさまで読者様が増えて参りましたので、今後定期的に過去記事をご紹介させて頂きます。

TALK BACK  読者様の暇つぶしになれば幸いです。

 

ぜひこちらもお読みください  切り口の話 とびきりの器用さと執念にも似た諦めの悪さ


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