商売 とは納得を売る事に尽きると思うわけです。

全ての業種に当てはまるけど

その手法(納得させる手法)に着目して営業している所というのはあまり多くないように思います。 結果論として消費者に「納得を任せる」ケースが大多数。 人の行動心理を逆手にとって(言い方悪いけど)納得を誘発する確率をあげるというか、そういうやり方に漫然と嫌悪感のようなものを感じてしまう我々ですが、それは「よくないもの」と知りながら高く売りつける場合の事であって、自社の自信のある商品やサービスをより高効率に成約させるために使うなら問題はないのではないでしょうか。

ゴールはお客様の天秤を平行にする事。

例えば安売りするために値引額を算出するのは簡単だ。利益率が現在の価格で何%あるかは一目瞭然だからだ。 では値上げする、あるいは新商品・サービスの値段を高く決定しようとする際に「どこまで高く販売できるか」を計算するのは非常に難しい。

ほとんどの業態で競合他社の価格を参考にし、他社製品よりも安易に「安く」価格決定してしまうケースが散見される。

でもちょっと待ってほしい。 単純に利益を削って勝負しているとは思えない場合も多い。 人間心理としては利益は担保して似たような商品・サービスを「原価」を削って価格を下げようとするのではないか。

それでは悲しいかな損失を被るのは消費者ということになる。(似ているだけの商品となるからだ)

それは満足を得る経済行為とは程遠く、表面上同じような商品を並べられて少しでも安い商品を選んでしまう層を騙しているとさえ言えなくはないか。

対価と満足度の天秤は現在圧倒的に対価が上として傾いている。

毎週毎週新商品が投入され、使い捨てが当たり前。価格は下がる一方だ。値上げだって無秩序にやればいいというものではなく、ちゃんと高品質を達成し、その価格を支払ってもきっちり満足を得られるようにギリギリまで攻める。

対価と満足度の天秤は平行に近づけるほど成功モデルと言える。

安かろう悪かろうでは信者は生まれない。信者のいない業態に今後明るい未来はない。

高くても良いもの。 世界基準としての満足を生み出すことに日本人は向いているはずだ。

国民総貧乏みたいな気質も随分緩和されてきている中で、育ってくる子供を何もできないバカに育てているようではだめだ。

ようやく世界に追いつきそうなのだから、踏ん張りどころ。

そういった感性を育むためにはいいものに「触れる」ことが一番手っ取り早い。簡単なところから始めてみるといい。 いつも買っている3つで百円の食器洗いスポンジから1つ百円のものに変えてみるだけでも世界は違う。 水も洗剤も少なくてすみ、汚れもよく落とせる。

食事もそうだ。洋服だって布団だって試してみるべきだ。スズメの野郎だってもっと涙を流すぞってくらいの金利しかつかない銀行に死ぬまで預けておいたってなんの役にも立たない。 お金、使ってください。

企業だって値段を上げられるだけあげて、より良い商品・サービスづくりにシフトするべきだ。安易な安売りは自滅の道。安売りしなければ捌けないようなものは最初から自社の冠をつけて販売してはいけない失敗作なのだ。諦めて反省を生かし次へ。

天秤を平行にしようと試行錯誤した経験は誰にでもあるはずです。

それはそんなに簡単でなかったはずです。が、できなかった人もいないはずです。


※この記事は2018年5月19日に投稿したものとなります。おかげさまで読者様が増えて参りましたので、今後定期的に過去記事をご紹介させて頂きます。

TALK BACK  読者様の暇つぶしになれば幸いです。

 

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