チームワーク の考え方 キーワードは並列化

個人は時間軸において直列型

なんだかややこしいですけど、基本的に体の構造に対してオーバースペックな脳みそを搭載している人間は、最も効率的に生命を維持するために、時間軸に対して直列(1方向)に動くことが得意です。

同時に複数のことを並行して考察・行動することが基本的には苦手です。

企業であったり、何かのチームをひとつの人格のように考えたとき、構成する人数としての社員なり、チームメイトが何人いても意思決定の結果が直列型の場合、基本的には単一の成果しか生まれません。(極端な話、何人構成員がいても出力の高いマッチョが一人でやっているのと変わらない)

 

コンピューターが人間に勝っている部分

その点コンピューターは同時に複数の処理を並行して行うことができます。

横一列に100問の計算問題があれば一人の人間は端から順番に一つずつ計算します。

一台のコンピューターは横一列を同時に計算します。

人間が並列処理が苦手なのは構造上仕方のないことですが、生来直列型の人間を並列処理が可能な環境で運用するのが正しいチームワークです。

その結果もたらされるリターンは出力の高いマッチョが一人でどんなに頑張っても時間単位での成果に恐ろしいほどの差を生みます。

ですが質の低いリーダーが発揮するリーダーシップはいつも自分の命令に従順であることを重視するので、何人人材がいても基本的にマッチョなリーダーができるだけなのです。そのマッチョが生み出す成果は、正しく機能しているチームの前にはあっさりと敗北してしまいます。


旗振り役としてのリーダー像

横に100個並んだ問題に取り組むとき、マッチョなリーダーの後ろには99人の従者がいます。 マッチョなリーダーは後ろから聞こえてくる(すごく後ろからは聞こえてさえこない)ヒントを頼りに一問ずつ回答を導き出して行きます。

コンセンサスがとれていて正しく統率されているチームは横一列に従者が並び、ヨーイドンで同時に問題に取り組みます。一人がつまずいても、横の人がフォローできます。

競争における成果において基本的に最大の敵は 「時間」 です。

極端な話マッチョリーダーが1時間で生み出す成果を、正しいチームは同じ人数で、100分の1時間で達成できるのです。

これは異常な差です。

チームを構成する一人一人に役割を与え、フォローしあえる状況を作る。

そして単一の目的に向かうわけですが、基本的に正しいリーダーの役割はチームが向かう先が正しいかどうかを見定める役割です。そして必要な時に軌道修正や一人一人の進捗度や問題点の監視・修復なのです。

より完成されたチームというのは何人いてもビシッと同じ目的に向けて「並列」で行動します。

そして結果として考えられないスピードで成果を生むのです。

チームがバラバラにならないために共通認識とフォロー環境を日々高めていく。

自覚があらゆるところで芽生えて個人が完成されていくと、いい意味で独創的な発想が生まれ、チームとしての方向性もより良いものにブラッシュアップされていきます。

縦に一列では実際に裁量権を持つ腕は2本しかないです。

横に並んで縦方向に進めるのがチームのメリットですが、人数に対して等倍の成果では完成されたチームとは言えません。

相乗効果が個人個人の意思によって生まれるのがチームを組むメリットなので

リーダーは自分の組織をそういう目線で判断・判別し個人が安心して直列で動けるようにマネジメントする必要があります。

結果がリーダーの想定する「一人当たりの単価」と「チームとしての人数単価」がイコールではダメなのです。


リーダーが出す命令を遵守するだけのチーム=等倍

良いチームほどリーダーの役割は減っていきます。責任者としてのリスクヘッジに専念できる環境はチーム内の安心感と向上心の向上をもたらし、より良い成果を生み出します。

 

一度ご自分のチームを割り算して計算し直してみてください。

結果が等倍だったとしたら、マッチョ気味と言わざるを得ません。


※この記事は2018年2月26日に投稿したものとなります。おかげさまで読者様が増えて参りましたので、今後定期的に過去記事をご紹介させて頂きます。

TALK BACK  読者様の暇つぶしになれば幸いです。

 

ぜひこちらもお読みください 1月ももう終わり。今年も12分の1がもう終わり。


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