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同期入社という概念がなくなるとき

ゆっくりと確実に

人と比べられて嫌な想いをする人は多いと思います。ただその比較を毛嫌いしているようでは随分厳しい状況になるかもしれません。

一般的に初任給は一律です。最終学歴や部署の差はあれど、ヨーイドンでだいたい一緒です。今年ニュースになったのは4月より前に色々判断して給料を決めるという取り組み。もうドバッと採用して当たり障りがなければみんなと一緒のお給料というのは終わりに向かっていると思います。

システマイズされる採用枠

従来の採用は新卒採用、というざっくりとした「新入社員」を募集していました。それは基本的にはなくなりませんが、極端にいえば100人の採用枠の中に50の募集要項があるようなイメージになると思います。

この枠は初任給で年収1000万スタート、この枠は300万スタート

みたいになっていきます。どうしても人材の質が低下している中である程度必然の流れですが、従来のざっくり掬って原石を探す手法は会社的にもリスクが高く、より募集人員に求める内容が明確化していきます。

次に訪れる「買い手市場」の就職戦線は前代未聞の厳しさとなるでしょう。

それは仕事の数が求職者よりも少なくなる従来のものではなく、仕事はあるが求める人材像が明確化する事でハードルが高くなるという事です。

それによって懸念されるのは経済格差がどんどん顕著になるという事。

まともな仕事における就職ハードルがかなり高くなるので、その枠に滑り込めなかった求職者は妥協の就職をする事になります。

そしてそういった仕事に十分な報酬は準備されないでしょう。非正規雇用は増える一方なのかもしれません。


人と比べてはいけないよ と言われて育ち、比べられると激昂する。

それがすぐに意見できる友人や親兄弟ならまだマシですが、今後世界があなたとあなたの同い年をハッキリと比べます。文字通り値札をつけて。

衝撃に備えるべきです。駄々をこねてもふて腐れてもダメです。

でもこれは考え方によってはとっても良い事です。僕個人的には嬉しい変化。

昔は光ってもすぐに評価してもらえなかった。 贔屓をしたりされることに嫌悪感が蔓延し、量産型を生産したがった。 異色の個性が真の評価を得て能力を最大限の評価のもとで発揮できる時代が来るのだと思うと実に感慨深い。

僕が20歳の時起業することを選んだのは、紛れもなくこれが原因だったのです。

結果その選択は僕の中では正しかったので、良いのですが、今後意識的でない人々にとっては非常に苦しい時代に突入していきます。

経済が実体をもってそこに現れるからです。

企業の売り上げや利益は増大していくでしょう。そして優秀な人材の評価はサラリーマンとは思えないような水準まで高まります。

今まで平等の名の下に分配されていた富はより顕著に一極集中となり格差は開く一方

そして戦後最大!おきまりのフレーズとともに就職に敗れたものたちが街に溢れ、アルバイトの時給は下がり、もつものともたざるものの差が開いていきます。そして政治家は頭を抱えるふりをする。


予想ができるなら備えれば良い。ただそれだけです。


昨日の入社式ですでに退職してしまったものが多数いるとニュースでみました。

なんとも悲しいお話です。

そんなに甘やかして一体誰が喜ぶのでしょう。

 

ぜひこちらもお読みください もっとお金を支払おう。正しく価値を測れないのは致命的

 

 


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