一度にたくさんのこと はできないが

僕的には二兎を追うて二兎を得る

なんとか両方手に入れるように動いてきた。が、僕のやってきたそれと、それはニュアンス的にちょっとだけ違うようだ。うちの犬ころはたまに遊んでやると嬉しいのか、「撫でて欲しい、走り回りたい、ボールを噛みたい」なんかをいっぺんにやろうとするものだから、当然パニックになる。頭がいいのか悪いのか文字通りの「同時進行」は本当の意味で同時だと達成困難なのだと改めさせられた。

同時進行とはなんちゃって同時進行。

言葉遊びに終始しているが、、いろいろなところに応用の効きそうな思考材料だなと感じた人はかなり鋭い。

例えば一番わかりやすいのは「料理」ではなかろうか。

大体の一般家庭では2口ガステーブルに魚焼きグリルがついている。これに電子レンジやオーブンなどがあったりなかったり。まあほとんどおんなじ環境だ。

しかし「ご飯を炊き、カレーを作り、サラダを用意する」とした場合、同じ材料でヨーイドンしても歴然と差がついてしまうのは言わずもがなとなる。 そして面白いことに夕飯というのは、明確ではないにしろ「何時頃に食べる」と大体の人は即答できるはずだ。

つまり料理というプレゼンテーションには常に「時間」という納品日が決められている。

ヨーイドンで何から取り掛かるのが一番効率が良いかに関しては日常的に料理をしてくれている奥様方に軍配が当然上がるだろう。

普段お勤めをしている旦那様がたまに思いつきでキッチンに入ろうものなら奥様は目も当てられない状態となる。

「よし今日は俺が作ろう」

かえって仕事が増えてしまうのは今日もひんやりと空が青いくらい当たり前のことだ。

納品時間がある以上一定の「段取り」が必要だ。それは「時間を圧縮する行為」に等しい。納品の時間を気にしなくても良いのならどんなにおっとりした人でも3時間もあればお釣りがくるこのメニュー。(空腹すぎるがゆえの満腹に苛まれるが、、)しかしほとんどの奥様方は「炊飯器のご飯が炊き上がる瞬間に間に合わせることができる」というところがミソだ。

もちろんバカ親父とバカ息子がうめーうめーと食べ始める頃にはキッチンも元どおり。

この爽快な仕事っぷりはまさに一流ビジネスマンの仕事の所作そのものである。

そして時間がかかってしまう人の共通点もまた見て取れる。

それは「全部を同時に始めてしまう」ということだ。材料を全部開け、包丁もピーラーも全部まな板の上に並べ、フライパンに油を引いて(下手すれば点火し)あらららとなる。

全犬種の中でナンバー2の頭脳を持つトイプードルでも同時に全てはできない。(ちなみに1位はボーダーコリー) つまりそういうことなのだ。


奇妙な共通点としてこれらはどちらも「同時進行」としてくくられるのだということだ。

納期がある以上、人手と段取りが不明確な状態での作業などというのはただの愚行だ。その辺を分析し、効率よく動ける人を総称して「仕事ができる人」というのだ。

ただ「夜7時に間に合った!」で済ますのはあまりに勿体無い。

効率の追求とは実に愉快で途方もないリターンをもたらす伝家の宝刀と言えるだろう。

いかがだろうか。


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