信用 というのは個人や企業にとって財産である。

こればかりは取り繕えない

いくら表面を美しく飾り立てても「時間と信用」というものを瞬間的に作り出すことはできない。ブロックチェーンの技術はこの辺をうまくデジタル化したところにあるが、「時間が不可逆なもの」であるからこそ「取り替えのきかない信用」が「生成」される。これはもしかすると一人の人間、あるいは法人が生成できる財産の中で「最も価値のあるもの」なのかもしれない。

誰でも号砲とともに生まれてくる

「ヨーイドン」である。おぎゃあと生まれて何年経ったかは人それぞれだが、終着地点に到達するまで基本的に人は「他人に関わり」生きていく。

生まれたその瞬間から「ありとあらゆること」を人に判断されながら時間を経ていく。「この子は可愛い顔をしている」「おとなしい」「やんちゃだ」「元気だ」「大きい」「泣き虫」 これら他人からのほぼ無限の「複合的判断の結果」が今のあなたの信用そのものなのだ。

小学校に上がり、中学、高校、大学と「子供としての判断」を終えると就職し「大人としての判断」を経て初めて「外に通じる信用」が形作られる。

口で説明することも、ジェスチャーや態度でも「合法的に信用を改ざん」することはできない。「行動と時間」の両者が相まって生成されるこれを瞬間的に生み出すことは誰にもできないのだ。

そして不思議なことに「この財産」は「正しく使用すれば減少せず、むしろその強度や量が増していく」のだ。

これは驚くべき効果と言える。 あらゆる資産は常にその価値が失われるかもしれない「リスク」にさらされている。が、この最強の財産は「あなたがあなたである限りその価値が保証されているのだ」

まあ、「お金」に価値がある理由は「お金の価値が信用されているから」に他ならないがこの部分をちゃんと理解している人は半数にも満たないだろう。円(JPY)が世界的にみて「安全資産」と評価されているのも日本という国への複合的判断がなされた結果なのである。

個人も会社も国も失敗することがあるし、それはもはや当たり前のレベルにある。失敗が悪いことではなく、大切なのは「時間と行動」だ。その失敗の原因を究明し、被害を最小限に収める努力と再発防止のための努力。それら全ての行動が「他を納得させることができる」ものならば信頼は失われないのだ。

あなたの信用度は何点くらいあるでしょう。

この世で最も尊い「財産」について考えてみるのはあなたにとって非常に有意義なものになると僕は思います。


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